2022年に2年連続の首位打者、自身初の打点王、シーズンMVPを受賞した韓国のプロ野球選手であるイ・ジョンフ選手。イ・ジョンフ選手は2016年にプロ入りしてから、成績を上げ続けています。
今、韓国野球界だけではなく世界で注目されているイ・ジョンフですが、実は日本生まれで父親は元・中日ドラゴンズの選手でした。
こちらでは、そんなイ・ジョンフ選手のプロフィールやこれまでの経歴についてご紹介します。
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韓国のプロ野球選手 イ・ジョンフのプロフィールと経歴
- 氏名:李 政厚 (イ・ジョンフ)
- 生年月日:1998年8月20日
- 身長:185cm
- 体重:78kg
- 背番号:41
- 国籍:大韓民国
- 出身地:愛知県
- 投球/打席:右投/左打
- ポジション:外野手
- プロ入り:2016年KBO第1ドラフト
イ・ジョンフ選手は、1998年に名古屋市で誕生しました。3歳の時に韓国へ帰国し、その後は韓国で育っています。
野球では、リトルリーグや高校野球で結果を残していたため、プロ入りする前からすでにプロの球団に注目されていました。高校卒業後は、韓国のプロ野球球団である「ネクセン・ヒーローズ」に1次ドラフト会議でスカウトされ、入団。(ちなみに、ネクセン・ヒーローズの球団名は、2018年に「キウム・ヒーローズ」に変わっています。)
イ・ジョンフ選手はそのブレない打撃フォームを武器に、プロ入りをしてからも活躍を続け、2021年に開催された東京オリンピックでは韓国代表選手に選ばれています。そして2022年には、2年連続の首位打者、自身初の得点王、シーズンMVPを受賞し、プロ入りして6年目の選手としては史上最高額となる年俸7億5000万ウォン(約7200万円)で契約更改するなど、韓国野球界のスターとなっています。
イ・ジョンフのプロ入り後の成績
前述の通り、プロ入り前からスカウトたちに注目されていたイ・ジョンフ選手。ここからは、プロ入り後の成績を詳しくみていきましょう。
2017年
144試合に出場し、打率.324、622打席、552打数、179安打の成績を残しています。KBOの歴代新人最多安打記録を23年ぶりに更新し、最優秀新人(新人王)を獲得しました。
2018年
109試合に出場し、打率.355、520打席、459打数、163安打の成績で、打撃ランキングでは3位となりました。また、アジア競技大会の野球韓国代表として選ばれ、決勝では日本と対決、韓国が優勝しました。その恩恵として兵役を免れたそうです。
2019年
140試合に出場し、打率.336、630打席、574打数、193安打の成績を残しています。WBSCプレミア12の韓国代表となりました。決勝でまたもや日本と戦いましたが、今回は日本の勝利。試合に敗れたものの、イ・ジョンフ選手はその活躍によりベストナインに選ばれています。
2020年
昨年と同様140試合に出場し、打率.333、617打席、544打数、181安打の成績を残しています。二塁打が49本とKBOリーグのシーズン記録を更新し、最高記録となりました。
2021年
123試合に出場し、打率.360、544打席、464打数、167安打の成績を残しています。この打率は父親のイ・ジョンボムと並ぶ打率で、韓国プロ野球史上初となる親子2代での首位打者受賞となりました。
また、1年延期されていた東京オリンピックがついに開催され、野球の韓国代表選手として出場しました。東京オリンピック後のハンファ・イーグルス戦では、韓国プロ野球29回目(27人目)のサイクルヒットを達成しました。
2022年
7月には、通算1000安打を達成しました。747試合目での達成は歴代最速で、23歳11ヶ月での達成は最年少でもあります。また同年、2年連続の首位打者、自身初の打点王、シーズンMVPも受賞しています。このシーズンMVPは、1994年のイ・ジョンボムに並びリーグ史上初となる父子でのシーズンMVPを受賞でした。
注目ポイントは野球だけじゃない!イケメンなお顔も要チェック!?
韓国の野球界で活躍を続けるイ・ジョンフ選手ですが、そのルックスの良さでも話題となっています。東京オリンピックではプレーでの活躍に加えて、イケメンであることでも注目されました。
父親が元中日の選手であり、日本で生まれたということもあってか、イ・ジョンフ選手が日本のプロ野球で活躍してくれることを願う日本ファンも多いそうですよ!
まとめ
今回は、日本生まれのイケメン野球選手、イ・ジョンフ選手のプロフィールや成績についてまとめました。
野球選手としての成績だけではなく、ルックスがいいことでこれからもファンが増えていきそうですね。韓国だけではなく、世界中からの注目が集まっていくと思います。これからの活躍が楽しみですね!