女優として活躍する薬師丸ひろ子さん。映画やドラマで母親役を演じる姿が印象的ですが、私生活についてはあまり語られることがありません。過去には大物歌手との結婚が話題となりましたが、今の結婚状況はどうなのでしょうか。本記事では薬師丸ひろ子さんの結婚歴や元夫、再婚の有無、子供について詳しく調査しました。
薬師丸ひろ子の元夫は玉置浩二
薬師丸ひろ子さんの元夫は、人気ロックバンド「安全地帯」のボーカリストとして知られる歌手の玉置浩二さんです。二人の結婚は1991年1月にハワイのマウイ島で挙式が行われ、芸能界でも大きな注目を集めました。当時から大物芸能人同士のカップルとして話題を呼んでいました。
入籍は結婚から1年後
挙式から1年以上が経過した1992年に、ようやく正式な入籍が行われました。この入籍の遅れには、薬師丸ひろ子さんのご家族と玉置さんとの間に複雑な事情があったとされています。薬師丸家が「薬師丸」という姓を残すために婿入りを希望したものの、玉置さんが難色を示したことが一因だったと報じられています。
結婚生活は約7年半
1992年の入籍から1998年の離婚発表まで、約7年半の結婚生活を送りました。しかし二人の関係は徐々に冷え込んでいき、最終的には別れを選択することとなります。離婚の背景には、薬師丸ひろ子さんのご両親、特にお母様と玉置さんとの不和があったと言われています。
突然の離婚宣言
1998年6月、薬師丸ひろ子さんの34歳の誕生日パーティーという華やかな場で、信じられない出来事が起こりました。その席上で玉置浩二さんが突然「今日で(薬師丸)別れます。今まですごく楽しかった。長い間話し合って、生き方を別々にすることにしました。心はすごく通い合っていますし、これからも通じあうでしょう」と離婚を宣言したのです。この宣言に対し薬師丸さんも「そういうことです。これから届け出を出します」と反応しました。この異例の発表は当時のマスコミで大きく報じられ、今も語り継がれています。
薬師丸ひろ子は再婚していない
結論からいうと、薬師丸ひろ子さんは現在再婚していません。玉置浩二さんとの離婚後、婚姻届を提出するような形での再婚はしていないのが事実です。ただし、長年にわたって寄り添うパートナーの存在があることが明らかになっています。
20年以上続く事実婚の関係
薬師丸ひろ子さんは現在、20年以上にわたって事実婚の関係を続けています。お相手は元NHKのカメラマンで、薬師丸ひろ子さんより2歳年上のA氏とされています。二人は形式的な結婚ではなく、信頼関係を基盤とした実質的なパートナーシップを築いています。
出会いは2001年のドラマ撮影
二人の馴れ初めは2001年に遡ります。薬師丸ひろ子さんが出演したNHK BSドラマ「コウノトリなぜ紅い」の撮影現場で、A氏がカメラマンとして参加したことがきっかけでした。仕事を通じて知り合った二人は、次第に惹かれ合っていったようです。
同居生活
2004年頃から都内の自宅で半同棲状態が始まり、2015年頃にはA氏がアパートを解約して完全同居へと移行しました。現在は栃木県那須エリアに生活の拠点を移しており、都内の自宅は仕事のための拠点として活用しているそうです。
パートナーは事務所の代表に
2023年には、A氏が薬師丸ひろ子さんの個人事務所「オフィス・メル」の代表取締役に就任しました。これにより公私にわたって薬師丸ひろ子さんをサポートする体制が整っています。ビジネスパートナーとしても、人生のパートナーとしても、二人の絆は強固なものとなっています。
再婚しない理由とは
薬師丸ひろ子さんが再婚という形を選ばない背景には、いくつかの理由があると考えられます。過去の結婚経験から、形式よりも信頼と実質的な絆を重視するようになったことが大きいでしょう。また「薬師丸」という姓を守り続けたいという強い思いも、再婚しない選択に影響しています。
ご家族との良好な関係
A氏は薬師丸ひろ子さんのご両親とも良好な関係を築いています。那須の別荘近くに居を構えることで、ご両親とも近隣で生活する家族ぐるみの関係を実現しています。法律的な婚姻関係がなくとも、家族として認め合える関係性が構築されているのです。
薬師丸ひろ子に子供はいない
薬師丸ひろ子さんには、お子さんはいらっしゃいません。元夫の玉置浩二さんとの間にも子供は授かりませんでしたし、現在の事実婚のパートナーとの間にもお子さんはいません。「息子がいる」といった噂が流れることもありますが、これは事実ではありません。
誤解が生まれた背景は母親役のイメージから
「息子がいる」という誤解が生まれた背景には、薬師丸ひろ子さんが演じてきた役柄が関係していると考えられます。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」やドラマ「1リットルの涙」など、母親役を数多く演じてきました。その演技があまりにも自然で説得力があるため、実生活でも母親であるというイメージが定着したのかもしれません。
世田谷の豪邸と新居建築
薬師丸ひろ子さんは1994年頃、玉置浩二さんとの結婚生活中に都内一等地である世田谷区の土地を購入しました。その土地に玉置さん名義で3億円とも言われる豪邸を建てています。離婚後、この豪邸は財産分与により薬師丸さんのものとなりました。
現在、この豪邸は解体され、住まいとなる新居の建築が進められています。長年住み慣れた場所で、パートナーと共に過ごす新しい住まいを準備しているのです。経済的に自立している薬師丸ひろ子さんだからこそ、自分の意思とペースで人生を選択できています。
事実婚ランキングで2位に
2025年5月に実施された「実は『事実婚』と知って驚いた芸能人」というランキングで、薬師丸ひろ子さんは2位にランクインしました。結婚という形式にとらわれず、自分らしい人生を選択する姿勢が多くの人々の関心を集めています。
まとめ
薬師丸ひろ子さんは玉置浩二さんとの離婚後、再婚はしていませんが、20年以上にわたる事実婚の関係を続けています。お子さんはいませんが、信頼できるパートナーやご家族との絆を大切にしながら、自分らしい人生を歩んでいます。形式にとらわれず、多くの人々に新しい生き方のモデルを示しているのではないでしょうか。







