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クルーズ船コロナウィルスなぜ感染?経緯や感染のはじまりいつから?

クルーズ船 コロナウィルス なぜ感染 経緯 はじまり いつから

感染者が後を絶たない新型コロナウィルス。

中でも、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」内では新型コロナウィルスによる感染者が多く見つかり、毎日のように新たな情報が公開され世間の注目を浴び続けています。

目に見えない脅威は、いったいどのような経緯で感染拡大へと繋がってしまったのでしょうか?

今回はその経緯やルート一覧・感染のはじまりはいつからだったのかに焦点を当て調べてみたいと思います。

では、クルーズ船でのコロナウィルスはなぜ感染が拡大したのか?

経緯やルート一覧・感染のはじまりはいつからだったのかを調査していきたいと思います。

 

クルーズ船コロナウィルス感染が拡大した経緯は?

乗員乗客合わせて3700人が乗船していたクルーズ船「ダイアモンド・プリンセス」。

感染者が確認されるまでは優雅な船旅を過ごしていたはずです。

ですが、ある日を境に状況は一変。

いかにして悲劇は広がっていったのでしょうか?

まずは、クルーズ船内でのコロナウィルス感染拡大はなぜ起きたのかに注目し、その理由を3つに分け探っていきたいと思います。

 

すでに感染が広がっていた

理由の1つ目は、水際対策が行われる前に船の中ですでに感染が拡大しつつあったのではないかという点です。

データ上で見ると、クルーズ船内でのコロナウィルスの発症ピークは2月7日。

それに潜伏期間を踏まえると、船内での感染防止対策がとられる2月5日より前にすでに感染していたことが考えられる、いや、むしろ、その可能性の方が高いのではないかというんです。

ぴよ吉
ぴよ吉
ってことは、対策がとられ始めた時点で、もうすでに手遅れだったということかもしれないんだね。

乗客によると、香港の乗客のウィルス感染が判明した後も横浜港に着くまで感染防止対策はとられていなかったとのこと。

しかも船内という密室空間では、ビュッフェでの食事や、船内は揺れる為手すりを触る機会も多く、多くの人と間接的に接触しながら生活を共にします。

ウィルスは目には見えない為完全に防ぐことは不可能。

ましてや、限られた船内でウィルスを避けることは容易ではありません。

ウィルスが付着しているところに触れてしまえば、たちまちに感染は広がってしまうのです。

 

検査が徹底されていなかった

理由の2つ目は、乗員・乗客の検査が徹底されていなかったという点です。

クルーズ船でウィルスの感染が判明されても、まだその段階では体制が整っていなかったためすべての人に検査が行われていたわけではなかったそう。

検査が行われない間は感染しているのか、感染していないのか分からない状態です。

そんな状態で普段と変わらず無防備に過ごしていれば感染が広がるのは当然。

このようなことから、本人たちも気付かないうちに感染が広がっていた可能性は高いとみられています。

ぴよ吉
ぴよ吉
感染した人と同室の人は、知らない間に感染者と一緒に過ごしていたってことになるにゃ。なんで最初からすべての人に検査が徹底されなかったんだろう?

 

乗員に対する感染確認の遅れ

理由の3つ目は、乗客と接する乗員側の感染確認が遅れていたことです。

なんと、感染者のうち1割は乗員だそう。

確かに乗員側の方が明らかに多くの乗客と接します。

考えてみれば当たり前のこととも言えますね。

しかし、船内では症状がある人・高齢者・持病がある人から検査が実施されたため、乗員の検査は後回しになってしまったそう。

この対応がさらに感染拡大に繋がったのではないかと専門家からは懸念の声も上がっています。

乗員は乗客を優先しなければいけない立場とはいえ、乗員も乗客と空間をともにしているという点からみれば同じ『乗員』です。

同じように検査をするべきではないでしょうか?

ぴよ吉
ぴよ吉
結果的に乗員さんは、乗客と乗客の間に入ってウィルスの仲介役になっちゃったんじゃないかな?!よりウイルスをもらいやすい立場にいたってことだよね。乗員さんもロボットじゃないのに、感染することは考えなかったのかな?

乗員に対する感染確認の遅れもウィルスの感染拡大に繋がってしまったと考えられます。

以上3つの理由を見ていくと、船内の感染防止策への不十分さを感じざる負えません。

 

クルーズ船コロナウィルス感染のはじまりはいつから?

連日放送されるクルーズ船内でのコロナウィルス感染のニュース。

2月19日からは検査で陰性が確認された症状のない乗客の下船が徐々に開始され、クルーズ船対策の第2章ともいえる下船後の新たな動きをみせています。

さて、そもそもこのコロナウィルス感染、いつからはじまったのでしょうか?

続いてはウィルス感染のはじまりに焦点を当ててみたいと思います。

 

中国・武漢がはじまり

人に対し病原性があり、感染した場合急性呼吸器疾患を引き起こすと言われているコロナウィルス。

2020年2月の現時点で世界の感染者数は8万人を突破しています。

そんな新型コロナウィルスの発生が確認されたのは2019年の11月下旬

11月中旬には中国・武漢で初めて発生し、感染源は単一の感染動物に由来するとみられています。

世界保健機関(WHO)が最初の報告を受け、世間に公表されたのは、同年の12月31日。

その後、中国・武漢でのアウトブレイク(感染爆発)に繋がったということです。

ぴよ吉
ぴよ吉
ふむふむなるほど。じゃあ、クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス」で最初に感染者が出たのはいつなの?

船内での最初の確認は2月1日、すでに船を下船していた香港の男性から確認されました。

その後、クルーズ船が横浜港に戻ってきたところで乗客・乗員の検疫やウィルス検査を実施したところ、2月5日には10人もの乗客に感染が確認されたそう。

以降は、検査が進むにつれ感染が判明。

クルーズ船内での現時点までの感染者数は計600人を超えています。

ぴよ吉
ぴよ吉
結局はすごい数の感染者を出すことになってしまったね。オリンピック中止の話も上がっているけど、こんなグダグダの対策をとってたんじゃオリンピックで何か起きた時も不安でしかないよね…

 

クルーズ船コロナウィルス対策への意見

初期の段階ではこんなに感染が拡大することを、誰も予想できなかったのではないでしょうか?

中国・武漢で11月下旬にウィルスが発生が確認されてからまだ3ヶ月。

たった3ヶ月の間にウィルスはあらゆる国に広がっていき、今や世界の患者数は8万人となっています。

ちなみにSARSの収束には8ヶ月もの期間を要したそう。

新型コロナウィルスの収束にもまだまだ時間がかかることとなりそうです。

 

まとめ

クルーズ船でのコロナウィルスはなぜ感染が拡大したのかから、経緯やルート一覧・感染のはじまりはいつからだったのかを調査してきましたがいかがでしたか?

クルーズ船内での感染対策は万全とは言えなかったよう。

ウィルス発生が確認されてから感染者は日に日に増え続け、結果的には600人もの感染者をだすことになってしまいました。

いくら予想外の事態とは言え、限られた船内ではこのような状況は十分想定されることです。

今回の政府の対応力のなさには残念な思いを隠し切れません。

コロナウィルスの感染が拡大している今、脅威はもうすぐそばに迫ってきています。

私達にできることは出来る限り人混みを避け、うがい手洗いを徹底すること。

感染を広げないためにひとりひとりの心がけが大切です。

以上、クルーズ船でのコロナウィルスはなぜ感染が拡大したのか?

経緯やルート一覧・感染のはじまりはいつからだったのかについての調査をお送りしました。