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脚本は坂元裕二!映画『ファーストキス』のあらすじは?人気ドラマも紹介

脚本は坂元裕二!映画『ファーストキス』のあらすじは?人気ドラマも紹介

映画「花束みたいな恋をした」で映画脚本を書き下ろし大ヒットを記録した坂本裕二さんの最新作となる「ファーストキス」は公開前から注目を集めています。映画「怪物」ではカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞するなど、数々のヒット作を生み出してきた坂本裕二さんはドラマでもヒット作を手がけています。そこで今回は最新作「ファーストキス」のあらすじやこれまでに手がけた人気ドラマなども紹介していきたいと思います。

最新作「ファーストキス」のあらすじ

結婚して十五年目のある日夫を事故で亡くした硯(すずり)カンナは、長く倦怠期で不仲なままでした。残されたカンナは第二の人生を歩もうとしていた矢先に、タイムトラベル術を手に入れます。そして戻った過去にはカンナと出会う前の夫である硯駈(すずりかける)の姿があり、出会った頃の駈と再会しもう一度恋に落ち彼を救いたいと決意します。

映画「ファーストキス」のキャストやスタッフが豪華

映画「ファーストキス」の監督を務めるのは、大ヒットを記録した映画「ラストマイル」の監督を務めた塚原あゆ子さんです。キャスト陣には坂本裕二さんが脚本を担当した「カルテット」や「大和田とわ子と三人の元夫」でもタッグを組んだ松たか子さんが妻・カンナ役を演じます。亡くなってしまった夫を演じるのはアカデミー賞で新人俳優賞と話題賞を受賞した松村北斗さんです。

数々の話題作を手がけた脚本家の坂元裕二さんのドラマ

坂元裕二さんが脚本を担当する映画が話題となり、大ヒットを記録していますが、ドラマの脚本も多く手がけています。坂元裕二さん脚本のドラマで圧倒的人気を誇るのが月9ブーム、トレンディドラマブームの火付け役となった作品の「東京ラブストーリー」です。帰国子女で自由奔放なリカ(鈴木保奈美さん)と地方出身で不器用な完治(織田裕二さん)を中心に東京の若者の恋愛模様を描いたドラマです。主題歌の「ラブ・ストーリーは突然に」も大ヒットしました。

女性の母性をテーマに社会問題に切り込んだドラマ

続いて紹介するのは2010年に放送された「Mother」は親から虐待を受ける生徒(芦田愛菜さん)と、彼女を誘拐して自分の娘として育てる小学校教師(松雪泰子さん)の逃避行を描いたドラマです。坂元裕二さんが脚本で描いた児童虐待という社会問題に切り込んだストーリーや、当時5歳だった芦田愛菜さんの高い演技力が高い評価を得ました。

https://twitter.com/sh35stones/status/1866729528724426862

実力派俳優陣が演じる会話劇の面白さが話題となったドラマ

最新作にも出演する松たか子さんも出演している「カルテット」は、ワケあり男女4人(松たか子さん、満島ひかりさん、高橋一生さん、松田龍平さん)が軽井沢で共同生活をしながら、弦楽四重奏として演奏活動を行う日々を描いた作品です。4人が繰り広げる会話のおもしろさや、それぞれが抱える秘密が少しずつ明らかになるミステリー要素も大きな反響を呼びました。

コミカルに描いたストーリーに坂元裕二さんらしさを感じるドラマ

「大和田とわ子と三人の元夫」は3度結婚して3度離婚したとわ子(松たか子さん)と、岡田将生さんや松田龍平さん、角田晃広さんが演じる元夫との交流を描いたコミカルなドラマです。元夫たちのめんどくさいけど憎めないキャラクターは、坂元裕二さん脚本の真髄といえる面白さがあり、毎話ごとに参加アーティストが変わる主題歌とエンディング映像も話題となった作品です。

https://twitter.com/berry_y234/status/1382339725214720002

「東京ラブストーリー」とは違った恋愛ドラマ

坂本裕二さんが描くままならない現実や恋の切なさが話題となった「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は、有村架純さんと高良健吾さんのダブル主演の作品です。地方から東京に出てきた若者たちが、くじけそうになる現実に向き合いながら踏ん張り前を向いて歩んでいく姿に共感を呼びました。主題歌である手嶌葵さんの「明日への手紙」は現在も人気の高い曲として知られています。

https://twitter.com/sorairo__kinoko/status/1811440834417668529

まとめ

坂本裕二さん最新作の映画「ファーストキス」は、公開前から期待の声が上がっています。ラブストーリーの作品で話題になることの多い坂本裕二さんですが、ホラーサスペンスの「あなたの隣に誰かいる」や、社会問題を題材にした作品など様々手がけていることがわかりました。坂元裕二さん脚本の作品が気になった方は、映画「ファーストキス」の公開前に坂本裕二さんの作品を一度見てみてはいかがでしょうか。