高橋一生さんと蒼井優さんがW主演の映画「ロマンスドール」の公開を2020年1月24日に控え、先日12月19日に完成披露試写会が行われました。
実はこの作品、2019年秋には上映の予定でしたが、同作品に出演していたピエール瀧が『コカイン摂取の麻薬取締法違反』の罪を犯したことで、上映が一時中断。
代役を立てて再撮影するのか、そのまま上映するのか協議が繰り返された結果、再撮影せずにそのまま放映することが決定したのです。
そこで気になるのが、【ピエール瀧がロマンスドールの舞台挨拶に出るのか、出ないのか】【再撮影せずに済んだ事実上の映画復帰理由】ですよね。
それを今からご紹介したいと思います。
ロマンスドール舞台挨拶にピエール瀧は出る?出ない?
昨日の完成披露にお越しいただいた皆様ありがとうございました🌹インスタライブもお楽しみいただけたでしょうか?☺
フォトセッションで撮影した集合写真をお届け📸
引き続き作品の感想は #ロマンスドール のタグでお待ちしています👏#高橋一生 #蒼井優#三浦透子 #きたろう#タナダユキ pic.twitter.com/I7H5JvY2Sn
— 映画『ロマンスドール』 (@romancedoll) December 19, 2019
12月19日に新宿バルト9で完成披露試写会と舞台挨拶が行われました。
気になる登壇人物ですが~、
公式Twitterの画像の通り、登壇した人物は高橋一生さん・蒼井優さん・三浦透子さん・きたろうさん・タナダ監督の5名。
ということで、スクリーン上ではピエール瀧の姿はあれど、さすがに執行猶予中の本人が登壇することはありませんでしたね。
ピエール瀧の執行猶予はいつまで?
【ピエール瀧被告に猶予判決 コカイン使用事件】
コカインを使用したとして、麻薬取締法違反罪に問われたミュージシャンで俳優だったピエール瀧(本名瀧正則)被告の判決で、小野裕信裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年を言い渡しました。
記事はこちら⇒https://t.co/WN69CE9UlY pic.twitter.com/hAl4cs0n0d
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) June 18, 2019
ピエール瀧は20代の頃から違法ドラッグを使用していたそうなので、ざっと計算すると25~30年間も常用していたことに。
しかし、「常習的な犯行だが、治療を受けて薬物を絶つ誓約をしている」ということで、2019年6月18日に懲役1年6カ月・執行猶予3年の判決が東京地裁で下されました。
したがって、2022年12月18日頃までが執行猶予期間ということになります。
執行猶予期間中の活動再開はありえる?
The Godfather of FujiRock Mr.Hidaka and Denki Groove pic.twitter.com/ca5NW6ugTE
— Takkyu Ishino/石野卓球 (@TakkyuIshino) December 17, 2019
ピエール瀧は石野卓球さんと一緒に「電気グルーヴ」というユニットを組んで音楽活動もしてきました。
しかし、ピエール瀧が逮捕されたことを受けて、ソニー・ミュージックレーベルズは電気グルーヴの作品を回収&出荷・配信の停止措置を取っています。
この措置がずっと継続されたままの状態を受けて、石野卓球さんは以下の想いを発信。
あと、執行猶予期間ってまた社会復帰する為の期間なのに音源差し止めて収入源を断つってどういうことなんだろうね?だったら懲役食らった方が期間としては短いよね。
まあ、アイツの作曲って富士山ぐらいしかねえけど。— Takkyu Ishino/石野卓球 (@TakkyuIshino) December 8, 2019
こうして仲睦まじく楽しんでいる様子が伺える写真を見ると、音楽や映像関係の会社が出荷停止や配信停止措置を続けたとしても、石野卓球さん自身の音楽イベント等で復帰させたりするのかな~と思えてきちゃいますね。
ロマンスドール再撮影なしの映画復帰理由は?
高橋一生×蒼井優、映画『ロマンスドール』で夫婦役💐ラブドール職人とその妻の大人のラブストーリー✨共演に渡辺えり&ピエール瀧&浜野謙太ら実力派俳優が集結https://t.co/6ZKJsyFZ8W#高橋一生 #蒼井優 #きたろう #渡辺えり #ピエール瀧 #浜野謙太 #三浦透子 #大倉孝二 #タナダユキ #ロマンスドール pic.twitter.com/eJA24A6zvq
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) January 29, 2019
「代役を立てず、そのまま編集せずに上映する。」
関係者の方々は相当悩まれたことだと思います。
ピエール瀧は、高橋一生さん演じるラブドール職人が働く工場の社長役なので、出演頻度はかなりガッツリ。
とても存在感のある俳優さんだったので、チョイ役では使わないですよね。
どの作品もキーパーソン的な役どころが多いので、代役を立てるとなると、撮り直しはかなり大変なことになったでしょう。
金銭的にも、人気男優・女優のスケジュールを調整するのも難しかったであろうと、容易に推測できます。
最近では撮り直しが話題になったことも
沢尻エリカ容疑者の代役は川口春奈 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」|BIGLOBEニュース https://t.co/XJY0WilqBe pic.twitter.com/iKdOqJHU0y
— BIGLOBEニュース (@shunkannews) November 21, 2019
沢尻エリカが麻薬で逮捕された事件は記憶に新しいですよね。
ちょうどNHKの大河ドラマを撮影中だった彼女。
NHKは代役を立てて最初から撮り直しをするという結論を出し、ネットでもテレビでもこの結論について議論が交わされました。
大河ドラマ撮り直しというニュースが流れた時に、このような意見がTwitterでも散見されました。
私もそう思いますね。
「ロマンスドール」という映画を映画館で観たいと思う人は、高橋一生さんや蒼井優さんを観たいという人がメイン。
出演頻度の高いピエール瀧を排除せずに「何を観て欲しいのか」という想いを大切にしたことが、結果的に映画復帰理由ということになるのではないでしょうか。
試写会を実際に観た人の感想
丁寧に作られたあったかい映画。
ピエール瀧さんもなくてはならない重要な人。時期はズレたけど取り直しなどせずこのまま公開してくれたことに感謝。
やっぱりピエール瀧さんの色んな映画における存在感の重要さを改めて感じるわ。。#ロマンスドール— 🐱ゆりきゃっと🐱 (@yuricat_nks) December 19, 2019
ピエール瀧さんガッツリ出る役どころで、そのまま公開してくれてありがとうございました。
あと、作業着姿で工場で黙々と仕事する北村哲雄を演ずる高橋一生さんがとてもかっこよかったです。#ロマンスドール
— 射手座の女(いてこ) (@isseymario) December 18, 2019
ピエール滝さんが良い味出していると聞いて またよりいっそう
あーなんだか帰ってシン・ゴジラを観たい気分
— 安中のヤナコ #HAWKS#5#イセクラ#青い衝撃 (@yanako1203) December 19, 2019
#ロマンスドール
完成披露試写会にて観賞❗
原作とはまた違う、テーマカラーはスモーキーなピンクとブルーの世界。
人に言えない町工場での運命的な出会い。変化する日常の中、夫が作り上げる妻への究極の愛の形。
高橋一生さんと蒼井優さんの穏やかで少し孤独を感じさせる夫婦を何度も観たくなる。— kiki (@brigftcoldball) December 21, 2019
一生さんが試写会でおっしゃっていた「失ってしまって、もう二度と絶対に戻ってこないものに対して、どう折り合いをつけながら生きていくか。というのが命題になってると思います」という言葉、映画観てる中で思い出してた。心に滲みた瞬間があった。絶望だけじゃない。いい映画だった#ロマンスドール
— あやと (@1ayato1) December 19, 2019
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先日、母と 映画『ロマンスドール』の披露試写会へ行ってきました👭🎥自分の周りの環境を大切にして、
“向き合う事”を恐れず怠らず。
そんな大切なものを感じる事が出来ました(*´-`)登壇されたキャストの皆さんも
本当に素敵でした〜〜😳✨#ロマンスドール #完成披露試写会 pic.twitter.com/GuBiuauMW7— 国澤 ひかり (@hikari_memoire) December 20, 2019
このように作品と本人を視聴者側は切り離して見ることができます。
罪を犯してしまいましたが、彼の俳優としての才能はまた別の話。
いつかまた完全復活できる日が来ればいいなと思います。
まとめ
ピエール瀧さん、
楽しみだなぁ。
ロマンスドール#ロマンスドール pic.twitter.com/NIGKxc36UT— まこちゃん (@ducatistmakoto) December 15, 2019
『ロマンスドール舞台挨拶にピエール瀧は出る?出ない?映画の復帰理由も紹介』ということでご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ロマンスドールの舞台挨拶にピエール瀧が出ることはありませんでした。
少なくとも執行猶予期間が無くなるまでは、今後も表舞台には出ないのでは?とも思います。
執行猶予中に何かの作品に携わり、もし万が一再犯するようなことが起きれば大問題ですので、きっと使う側が敬遠するでしょう。
ただ、既に撮り終えており放映スタンバイ段階の作品や、過去の彼の出演作品に関しては全くもって無罪です。
そこを切り離して考えることができたことが、映画「ロマンスドール」への復帰理由になるのではないでしょうか。