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ロマンスドール小説感想は面白い?面白くない?実際に読んだ辛口評価を紹介

ロマンスドール 小説 感想

2020年1月24日に公開予定の映画「ロマンスドール」。

高橋一生と蒼井優が夫婦役として共演。

しかも、ラブシーン多めということで注目度急上昇中!

原作小説は10年前に書かれた作品ですが、映画の告知を知ってから原作小説の存在を知った方も多く、「読んでみた!」「読んでみたい!」という声がチラホラ。

原作小説に興味を抱いた時、実際に読んだ人がどんな「面白い」評価や、「面白くない」辛口評価をしているのか気になりますよね。

そこで、「ロマンスドール」小説は面白いのか、面白くないのか。

実際に読んだ方の感想や評価(辛口評価も)を調べてみたのでご紹介します☆

 

小説「ロマンスドール」を実際に読んだ私の感想

私はこの小説の存在を知らず、映画「ロマンスドール」の公開告知を見たことがきっかけでした。

小説を書いた人が「百万円と苦虫女」を書いたタナダユキということ。

前から「うまいなぁ~。」と思っていた高橋一生が主人公・哲雄を演じるということ。

この2つの理由から「ロマンスドール」を手にしました。

毎日同じ事が繰り返される、ごく平凡な毎日。

実はこれがとても幸せなことだということに、その日々は決して当たり前ではないんだということに、人は失いそうになった時に初めて気付く。

大切な時間・大切な人を失う恐怖を味わうことで訪れる、言いようのない寂しさ。

出来ることなら、絶望に気付いてからではなく、今この瞬間から幸せな平凡な日々を大切に愛さなければと思わせてくれる小説でした。

切ない・悲しい・温かい・優しい・絶望・幸福と、色んな感情が掻き立てられる良いお話だったと私は思います。

 

小説「ロマンスドール」を実際に読んだ世間の評価

 

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* ロマンスドール クリスマスの夜にイッキ読みした 映画の原作小説 「きれいでやさしい園子に一目で恋に落ち、 結婚した「僕」。 彼女にずっと隠し続けている僕の仕事は、 ダッチワイフ職人。 平穏に過ぎていく日常のなか、 僕と園子はセックスレスになっていった。 それでも何の問題もないはずだったが… やがて園子の「秘密」が明らかになる。 コミカルとシリアスが交錯し、愛と命とダッチワイフを描き出す驚異のラブストーリー。 『百万円と苦虫女』監督の初オリジナル小説。」 (引用)  最後に主人公の僕が妻を想って呟く言葉。 あんな風に想ってくれるなら本望だな。 この小説を書いたのが女性という事が興味深い。 #ロマンスドール #読了 #結婚って周りを巻き込む #ガマン大会

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では、世間の皆様はどういった感想を「ロマンスドール」に持ったのでしょうか。

SNSやポータルサイトに寄せられたレビューを見て回りましたが、高評価の感想がとても多かったですね。

そこで、敢えて辛口評価からご紹介してみようかと思います。

「小説を読んだ」という分母が少ない為、更に辛口評価はごく少数でしたが・・・。

 

Twitterの辛口評価

ぴよ吉
ぴよ吉
小説の書き出しが「妻が、腹上死した。」から始まり、なぜそうなるに至ったのかを遡るストーリーなので、先に結末を暴露する展開は好みがあるかも

 

読書メーターの辛口評価

【レビュー1】
映画版の予告を見て気になり、原作を読んでみることに。始まりから衝撃的。どうしようもないくらい切ない物語を期待していたのですが、ちょっと期待外れでした。確かに切ないのだけれど、なんか、ところどころ軽いんだよなぁ。素晴らしい女性と結婚したのに、他の女に走る主人公にも嫌悪感。結局男の人ってみんなこうなの? 恋愛も結婚も嫌になる。

【レビュー2】
後味良さげに終わらせてますが、主人公がダメ夫で中盤イライラしました。奥さん、いい人過ぎやしないか…。

【レビュー3】
タナダユキ監督・蒼井優さん主演の「百万円と苦虫女」が大好きなので、再タッグということで期待しつつまずは原作小説を。ちょっと期待しすぎたというか、いまいち入り込めなかったかなぁ。最後までテツオがどうにも好きになれなかった。失いかけないと大切なことに気がつけないなんて悲しい。けど、そういうものなのかなぁ。蒼井優さんのお芝居が大好きなので、映画は観に行くつもり。

出典元:読書メーター

読書メーターに寄せられた辛口レビューを見てみると、主人公の哲雄のダメダメっぷりに終始イライラして、奥さんの園子が不憫でたまらない!といった感じですね。

小説そのものが悪いという評価ではなく、「哲雄、お前だめだろ!!」と主人公への批判になっていました。

ぴよ吉
ぴよ吉
確かに、突っ込みどころ満載で、「えーーーっ…」っと思うところが(汗)

そこで、哲雄のどんなところがダメなのか暴露したいと思います。(ネタバレ注意です。)

 

辛口評価に繋がる主人公のダメなところ

  • 職業を偽ったまま結婚する
  • 仕事人間になりすぎて妻をほったらかす
  • 奥さんが愛情込めて作った料理を食べない
  • 妻の気遣いをうっとおしいと思う
  • 妻が何も言わないのを良い事に、気付かないフリをする
  • 浮気する
  • 自分が先に浮気したくせに、妻の浮気に傷付く
ぴよ吉
ぴよ吉
男のズルさ・弱さオンパレードな哲雄でしたが、園子の秘密を知ってからの哲雄は良かったですね。

「ロマンスドール」小説は面白い?面白くない?

ぴよ吉
ぴよ吉
「面白い、面白くない」で表現するよりも、「泣ける、いいお話」と言った方がいいですね。

 

まとめ


小説「ロマンスドール」は面白いのか、面白くないのか、実際に読んだ人の辛口評価をご紹介してきました。

映画の完成披露試写会が行われてから、原作小説が入荷待ちになっている書店もあるぐらい注目度高め!

試写会を見た人達が原作も読みたくて購入した口コミ等を見て、試写会未見の人達も原作を手にしていますね。

「ロマンスドール」は「面白い、面白くない」という2つの振り幅だけでは語れない、「生と死」「愛と嘘」が背中合わせの奥深いお話です。

哲雄の人格が受け入れられないという辛口評価もありましたが、そんな評価を受けた哲雄を高橋一生がどう演じきったのか、映像でも見たいな~と思っています。