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台風10号2019大阪~関東区間で新幹線の遅延はある?交通機関への影響は?

台風 10号 2019

8月6日(火)15時頃に、マリアナ諸島で発達中の熱帯低気圧が、台風10号(クローサ)へと変わり、お盆休みのUターンラッシュに大きく影響しそうです。

現在、台風10号による強い雨風により、15日(木)から16日(金)を中心に新幹線/在来線ともに大きな影響が出るおそれがでてきました。

そのため、大阪~関東区間で新幹線の遅延が心配されています。

8月15日(木)から16日(金)といえば帰省や旅行で長距離の移動をされる方が多いタイミングだけに交通機関への影響が気になりますよね。

そこで今回は、大阪~関東区間で新幹線のダイヤの乱れはあるのか調べてみたいと思います。

 

台風10号15日・16日の気象庁進路予報

台風10号15日・16日の大阪~関東区間で新幹線の遅延はある?交通機関への影響は?

 

出典元:https://www.jma.go.jp/jp/typh/1910l.html

8月14日(水)15時に気象庁が発表した進路図です。

これによると大型の台風10号(クローサ)は、種子島の南東を北北西に進んでいます。

今後も北寄りに進み、明日15日(木)に西日本に接近・上陸する予想です。

現在、西日本を中心に荒天に厳重警戒。

西・東日本の太平洋側沿岸や南西諸島では警戒レベルの高波が続く恐れもあるとのことです。

進行速度が遅く大型であることから長引く可能性もあります。

 

台風10号接近に伴う運行情報について

8/14(水)15時30分までに発表されている新幹線の運行情報です。

 

東海道新幹線

東海道新幹線は、台風10号接近に伴い、8月15日(木)は本数を減らして運行することが決まり、山陽新幹線との直通運転を取り止めることが決定されているようです。

■台風10号接近に伴う 東海道新幹線 運行情報について■

東海道新幹線は、台風10号接近に伴い、8月15日(木)は本数を減らして運転するとともに、山陽新幹線との直通運転を取り止めます。

○東海道新幹線の運転について
山陽新幹線と直通する列車を中心に一部列車の本数を減らして運転します。
具体的には以下の時間帯について、概ね1時間あたり「のぞみ号」7本、「ひかり号」2本、「こだま号」2本(うち1本は東京~名古屋間)の運転とします。

【下り】東 京駅発 8時台~16時台
【上り】新大阪駅発10時台~19時台

https://traininfo.jr-central.co.jp/shinkansen/sp/ja/index.html

 

山陽新幹線

山陽新幹線は小倉新大阪間で終日運休する予定になっています。

台風10号の影響でJR西日本が山陽新幹線15日の新大阪駅~小倉駅間の計画運休を発表

JR西日本は台風10号の接近に伴い、15日の山陽新幹線の新大阪駅~小倉駅間において、始発列車より終日全ての列車の運転を見合わせることを発表した。

小倉駅~博多駅間においては1時間に1本程度の運転を行う予定。
博多南線においては平常通りの運転を行う予定。

また、15日は岡山・広島・山口県内の在来線各線区においても、始発列車より終日全ての列車の運転を見合わせる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190814-00010001-fnnprimev-soci

 

台風10号は14日夜~15日に豊後水道~四国西岸へ

強い勢力を持った台風10号(クローサ)は、14日夜から15日に掛けて豊後水道付近に到着する見通しです。

当初の予想より、やや早まっています。

台風10号15日・16日の大阪~関東区間で新幹線の遅延はある?交通機関への影響は?

 

出典元:http://www.typhoon2000.ph/multi/?name=KROSA

 

大阪市内で最も強い風が吹くのは?

また、大阪市内で最も強い風が吹くのは、15日夕方~夜になりそうです。

今後の台風情報には十分注意しなければいけませんが、遅くとも15日早朝には西日本各地で暴風警報が発表されるのではないでしょうか。

こちらは15日(18時)の風の予想です。※13日9時時点での予想

大阪市内で最も強い風が吹くのは、15日夕方~夜になりそうです。

風速15メートル以上の強風が吹き、鉄道の運行に影響が生じるかもしれません。

 

台風10号15日・16日各交通機関への影響は?

14日夜~15日は西日本の新幹線・鉄道・航空・高速道路の多くが運休に、16日は北陸・東日本も影響が出る可能性があります。

まさにお盆のUターンラッシュのど真ん中です。

現時点(14日15時)で発表されている情報から、Uターンラッシュに及ぼす影響を検討してみると、関東地方に接近して直撃することはなさそうですが、大阪府には15(木)午後には最も接近する見込みです。

しかし、今回の台風はかなりの広範囲に影響を与える恐れがありますので関東地方のお住まいの方でも十分注意が必要です。

 

新幹線・在来線鉄道

新幹線や在来線鉄道が甚大な影響を受けるのは、主に15日だと予想されます。

主に大阪より以西、山陽新幹線・九州新幹線は、早朝から夜遅くまでダイヤが大幅に乱れるでしょう。

現在、JR西日本・九州・四国では、きっぷを無手数料で払い戻し・変更しています。

【山陽新幹線】 ご利用見合わせによるきっぷの払戻し・変更

2019年08月12日 05時30分更新

台風10号接近の影響により、今後は運休や運転見合わせが見込まれるため、以下の対象となるきっぷについては、払戻し・有効期間の変更を無手数料で行いますので、お近くのJRの駅にきっぷをお持ちください。
またインターネット予約の場合は、エクスプレス予約もしくはe5489にログインし、ログイン後のトップページの案内をご覧ください。

【対象となるきっぷ】
8月12日~8月16日を有効期間に含むJR西日本の在来線各駅および山陽新幹線、北陸新幹線(金沢~上越妙高間)を発着又は通過となるきっぷ(同一行程で使用するきっぷを含む)

出典元:https://trafficinfo.westjr.co.jp/sanyo.html

 

各事業者の運行情報ページ

今のところ14日夕方から九州東部や四国南部が、そして15日は大半の路線が通行止めとなりそうです。

特に影響が大きいのは四国方面ですが、念のため、各事業者の運行情報ページへのリンクをまとめてみました。

 

【JR西日本(山陽新幹線)】
https://trafficinfo.westjr.co.jp/sanyo.html

【JR西日本(在来線)】
https://trafficinfo.westjr.co.jp/kinki.html

【JR九州】
https://www.jrkyushu.co.jp/trains/unkou.php

【JR東海(新幹線)】
https://traininfo.jr-central.co.jp/shinkansen/pc/ja/index.html

【ANA】
https://www.ana.co.jp/fs/dom/jp/

【JAL】
https://www.jal.co.jp/cms/other/ja/weather_info_dom.html#OUTLOOK

【高速道路(JARTIC)】
http://www.jartic.or.jp/

 

14日(水)18時の大阪の様子

 

まとめ

『台風10号15日・16日の大阪~関東区間で新幹線の遅延はある?交通機関への影響は?』について紹介してきました。

台風10号の再接近に伴い、少なくとも「西日本での14日夜~15日の移動が避ける」べきだと考えます。

大阪から関東方面でしたらまだしも、これから台風が接近する西日本への移動は可能な方は、16日以降に移動を先送りを検討すべきなのかもしれません。

無理に移動しようとすると途中で足止めを食らう可能性も考えられますし、なにより小さなお子さんと一緒の場合は一層深刻な事態に直面する可能性もあります。

関東地方への接近と直撃はなさそうですが、大阪方面へ向かわれる方は最新の注意をしていただければと思います。

以上、『台風10号15日・16日の大阪~関東区間で新幹線の遅延はある?交通機関への影響は?』についてまとめました。